冬の“JAPAN RED”(秋田新幹線)
冬の大地を駆け抜ける赤い新幹線、E6系。
「その景色を一度でいいから見てみたい」とずっと前から思っていたが、撮影出来るチャンスが訪れたので行ってきた。
仙岩峠
パラパラと小雪が舞う雫石町。道の駅「雫石あねっこ」で休憩をしたのち、仙岩峠を目指す。
数分後、気付けばモサモサとぼたん雪が降り出した。1つ目のトンネル、「仙岩トンネル」を抜けると、そこは秋田県。モノクロの異世界が広がっていた。
雪が舞う中、カメラを三脚に取り付け“JAPAN RED”を待つ。
数十分後、白黒の世界が真っ赤に染まる。E6系がやってきた。
やっぱり、この赤い新幹線は大雪の中でも存在感を放っていた。
仙岩峠の茶屋
朝、ここ「仙岩峠の茶屋」を通ったときは靄がかかっていたが、昼近くに再び通ると、少し良くなっているようだ。
車を降りて周りを見渡すと、そこに広がっていたのは「本当にここは現実なのか…」と目を疑う景色。
雲が山肌を辿って下まで流れ込み、なんとも幻想的だ。
このモノクロの世界をスーっとE6系が通り抜けていく。
「これが秋田新幹線の日常なのか…」と雄大な景色に想いを馳せながら、私はシャッターを切った。
「映像と写真でお届け!!」シリーズ
YouTubeでは「映像と写真でお届け!!」と題して、動画を公開しています。是非、ご覧ください。
【映像と写真でお届け!!】日本の鉄道風景1(秋田県・秋田新幹線)
あとがき
ちょっとしたお詫びです。
ブログを再開する際に、「岩手県を中心に風景写真や鉄道風景写真の撮影日記を綴る」と話していましたが、2回目のブログ更新にも関わらず今回は秋田県での撮影でした。
porpoise-photography.hateblo.jp
「岩手県を“中心に”」としていますので、目を瞑って…いや、見て楽しんでいただければ幸いです(笑)
これからも、宜しくお願いします。