α7Ⅲの実写簡単レビュー
3月23日(金)、私の手元にもα7Ⅲがやってきました!!
いざ開封!!#α7III #実況 pic.twitter.com/QgupEcQMGl
— PORPOISE@Photo (@P0RP01SE) March 23, 2018
本来であれば操作感などを先にレビューするべきですが、まずは操作に慣れる&初期不良チェックのために写真を撮ってきたので、その写真を設定値と簡単なレビューとともに紹介します!!
購入品
α7Ⅲ
まずは、もちろんα7Ⅲ!
やっと私のもとにもフルサイズ機がやってきました。今まではNikonのD5500を使っていた&α7Ⅲはカスタマイズ出来るボタンが多い事から、まだまだ操作には慣れていないです。自分なりのカスタムを見つけ、早く操作に慣れて使いこなしたいですね。
ちなみに、α7Ⅲを選んだワケは以前の記事に書いています。
porpoise-photography.hateblo.jp
FE 24-70mm F2.8 GM
な、なんか、α7Ⅲを買ったら地面からこのレンズが生えてきました…(汗)
ブログやTwitterなどで購入するレンズについては全く触れてきませんでしたが、一緒に購入したのは「FE 24-70mm F2.8 GM」でした! 焦点距離24mmから70mmの標準域をカバーするF2.8通しの所謂“大三元レンズ”と呼ばれる物です。
このレンズについては、のちほど別記事で書き綴ろうと思いますが、「いずれ欲しくなるだろうから最初から買おう」と思った事が購入した理由の1つです。
しかし…。このカメラ本体とレンズの組み合わせにしてしまった以上、良い写真が撮れなければ私の責任です(小声)
試写
それでは、本題の試写です。
今回は、すべてjpgの撮って出しを掲載しています。また、ノイズリダクションは標準設定です。
ザゼンソウ
70mm / F2.8 / 1/320秒 / +0.3EV / ISO 100
まず向かったのは、一足早く見頃を迎えているザゼンソウ。
ザゼンソウのような草花はピント合わせがシビアになると思うのですが、ピント拡大機能のおかげでピント合わせが楽に精密に行えます。
70mm / F2.8 / 1/125秒 / +0.3EV / ISO 100
ちなみに、ここに来るのは間違いでした…。
え? なぜかって?
そりゃあ、望遠レンズが欲しくなるからですよ(震え声)
新幹線
51mm / F4.5 / 1/1000秒 / +0.3EV / ISO 160
次に向かったのは、新幹線の撮影です。
ここで役に立ったのが秒間約10コマの高速連写。今まで私が使っていたNikonのD5500だと秒間約5コマしか連写が出来なかったので、α7Ⅲは2倍もの速さで連写が出来ます。これは結構便利! ただ、新幹線ほどの速さになると速すぎて、闇雲に連写しただけだと狙った仕上がりにならない可能性もありますが…。
ちなみに、連写時の動画もあります。下記からご覧ください。
α7Ⅲの連写。
— PORPOISE@Photo (@P0RP01SE) March 24, 2018
今まで使ってたD5500が秒間5枚だったから、その2倍。めっちゃ感動する。゚+.( °∀°)゚+.゚#α7iii pic.twitter.com/RXATPdNXXF
70mm / F9 / 1/60秒 / +0.3EV / ISO 50
簡単な流し撮りもしてみました。
ちなみに、秒間約10コマの連写設定『Hi+』だとファインダーとモニターに被写体がリアルタイムで写りません。そのため、流し撮りをする際には秒間約8コマの連写設定『Hi』にする必要があります。
また、この写真は被写体を追尾する『ロックオンAF』を使用して撮影しました。今回は横移動の流し撮りのためAFの移動距離が短い事もあってか、しっかりとAFを合わせ続けてくれました。今度は、奥から手前や手前から奥にピントが移動する場面でも試してみたいと思います。
夕陽
29mm / F16 / 1/80秒 / -0.7EV / ISO 100
続いては、夕陽の撮影!
のちほどHDR合成をしようとブラケット撮影をしています。そのうち、中間の露出の写真が上の写真になります。
太陽周辺が白飛びしていますが、それ以外は階調が残っていますね。ただ、ゴーストと周辺減光が出てしまっています。ゴーストは太陽を中心からずらして配置したので、しょうがないのですが…。
29mm / F16 / 1/40秒 / -1.0EV / ISO 100
太陽が沈んだあと。めっちゃキレイな夕焼けでした…。
これを早くLightroomでRAW現像したい…。
飛行機
44mm / F4 / 1/160秒 / -0.7EV / ISO 6400
最後は飛行機! 高感度耐性と手振れ補正のチェックにちょうど良いと思って訪ねました。
上の写真はISO6400で撮っていますが、ほぼノイズが乗っていない! これには正直ビックリしました。ISO6400は普通に使えそうですね。
70mm / F2.8 / 1/30秒 / -0.7EV / ISO 25600
次の写真は、さきほどより2段分高いISO25600で撮影しました。さすがにここまでの数値になると結構ノイズが目立っていますね。
RAWデータだとLightroomやPhotoshopなどのノイズ除去でどこまでノイズを目立たなく出来るかにもよりますが、個人的には『ISO6400までは普通に使える・ISO12800は場合によっては使う』という感じで運用しそうです。
42mm / F2.8 / 1/10秒 / 0.0EV / ISO 800
続いては、手振れ補正のチェック!
上の写真は、焦点距離42mm・1/10秒で撮影しています。ですが、手振れと思わせるようなブレは見当たりません。5軸ボディ内手振れ補正は伊達ではないようです。
70mm / F2.8 / 0.8秒 / -0.3EV / ISO 1600
最後にもう1枚! 上の写真は、焦点距離70mm・0.8秒で撮影し、被写体(飛行機)をわざとぶらしてみました。背景などを見てみると、ぶれている印象はありませんでした。ここでも手振れ補正が活きているようです。
まとめ
さて、簡単にでしたが試写とともにレビューを書いてみました。みなさん、どのような印象を持ったでしょうか??
私個人としては、高感度耐性と手振れ補正が素晴らしい事が一番気になりました。特に高感度耐性に関しては、今までAPS-Cの入門機「D5500」を使っていた身からすると未知の領域ですね。フルサイズの恩恵もあるのでしょうが、α7Ⅲがどれだけ高感度に強いのかが分かりました。
余談ですが、やっぱり今回は被写体選びを間違えたようです。もう既に、望遠レンズが欲しい…!!
「なんでFE 24-105mm F4 G OSSにしなかったのか」と聞かれそうですが、やっぱり大三元の写りは素晴らしかったですよ! これは使ったら、もう手放せないレンズですね…笑 詳しいレンズのレビューについては後日アップしようと思います。
まずは簡単にですがα7Ⅲのレビューでした。今後もα7Ⅲについて記事に書き綴ろうと思うので、ぜひ宜しくお願いします!