【写文集】#4 - 天空(そら)からの贈り物
2018年1月31日。皆既月食の日だ。
「スーパー・ブルー・ブラッドムーン」と呼ばれる月を見ようと空を見上げる。だが、そこには面影が全く無い。
「しばらく見えそうにないな」。そうやって項垂れて下を向くと、地面には昼間に降った雪があった。
街灯に照らされ、儚くも健気に輝いている。―天空からの贈り物。今日の“ドラマ”は天上ではなく、地上に存在していた。
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What is "写文集"?
「写真と文章で“もっと”楽しく」を合言葉に書き綴るコラムです。
写真そのものを見て楽しむのも良し、タイトルと共に写真を感じるのも良し、撮影者である私が感じた事を読んで新たな写真の見方をするのも良し。
写真の楽しみ方に正解や間違いはありません。ただ、その“楽しみ方”の道標になればと思い、私なりの言葉を綴っています。
「写真」が当たり前になっている今、文章と共に改めて写真を感じてみませんか??
どうぞ、時間の許す限り写真をお楽しみください。
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