PORPOISE Camera Diary

何気なく過ごしている日常に溢れる沢山の“美しい”。そんな岩手県の日常風景を発信しています。

PORPOISE Camera Diary

「日常の“美しい”を切り取る」

久々の沿岸地域へ!

GW期間中の5月3日、西和賀町へ写真を撮りに行ったのに引き続き、5日には久々に大船渡市方面へ。

 

porpoise-photography.hateblo.jp

 

碁石海岸や奇跡の一本松を巡ってきたのだが、GW真っ只中ということもあり観光客で賑わっていた。今回は、天候に恵まれた沿岸地域の撮影をお届けする。

 

 

 

碁石海岸

 

5月4日~5日は「碁石海岸観光まつり」。例年この時期に行っている祭りだ。人気の祭りだけあって、道中はもちろん駐車場には多くの車、会場は観光客で賑わっていた。

ただ、私のお目当ては碁石海岸の風景。ステージやおまつり広場を少し覗き、早速 遊歩道をゆっくりと歩き始める。

 

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この日は暖かかった。カメラバックを持って歩いていると少し汗が出てくるくらいだ。その分、海が輝いて見える。地平線が綺麗に見える。良い写真日和、お散歩日和だった。

 

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碁石海岸の名所を約40分かけて巡る小型漁船でのクルージング。祭り期間中もあり、多くの人が乗っており、数分おきに目の前を通過していく。

“目の前”といっても、そこは崖下。ただ、その高低差を楽しむように乗船者と陸の人々が手を振り合う。声は届かなくても、楽しいコミュニケーション。

 

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そして、碁石海岸にはあらゆるところに大小さまざまな“岩”が点在する。この、さまざまな“岩”を撮影するのも碁石海岸の醍醐味の1つと言えよう。

繰り返し繰り返し、岩に波がぶつかり白波が立つ。天気がいいこともあり、輝いて美しく見えた。

 

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“輝く”といえば、この写真。これは碁石海岸の波打ち際で撮影した写真だが、燦々と輝く太陽のお陰もあり、綺麗な丸ボケが。わざとピントを外してイメージ写真に仕上げてみた。

さて、碁石海岸を堪能したところで、次の目的地「奇跡の一本」へ。

 

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奇跡の一本松

 

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久々に訪れた「奇跡の一本松」。前回は約2年前で、そのときは車の中から眺めただけだった。

2年前と比べると観光客は少しだけ少ない印象を受けたが、それでも駐車場が満車になるほど賑わっていた。

あの日から、早くも6年が経った。私は内陸に住んでいるが、震災の影響で約2日間の停電、ガソリン不足…今でも覚えている。だけど、記憶が徐々に薄くなってきているのは確かだ。ここに来て、改めて思う。「震災を忘れてはいけない」と―。

 

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鉄路廃線大船渡線

 

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東日本大震災津波被害を受けた鉄道の1つ、「JR大船渡線」。気仙沼駅盛駅間の鉄路が廃線となり、BRTでの復旧となった。

 

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旅の帰り道、この廃線となった区間を少し見てきた。

震災の爪痕が残っている場所、線路が残っている場所、草が生い茂っている場所―。6年の歳月で変わりつつある場所もあったが、“鉄路の痕跡”を探し、記録してきた。

 

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ここは、「上鹿折駅」。今でも、線路やホーム、待合室*1がそのまま残されている。

約6年前、日常が急に非日常に変わった。あの日から時間が止まっている。

「もう一度、あの風景を…」。願っても届かない思い―。

 

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撮影地

 

碁石海岸(大船渡市)

 

 

奇跡の一本松(陸前高田市

 

 

 上鹿折駅(宮城県気仙沼市

 

*1:中には入れません