一眼レフを買って驚いたこと 3選!!
一眼レフ愛好家のみなさん、こんにちは!
今日は、スマートフォンで出来た事が一眼レフだと不得意!?『一眼レフを買って驚いたこと』をまとめたいと思います。ですので、一眼レフ愛好家に限らず、これから一眼レフを買おうとしている人や興味がある人にも読んでいただきたいですね。
なお、今回はみなさん身近にあってよく使っていると思われるスマートフォンのカメラと比較する事が多いです。そして、一眼レフは入門機を前提に話を進めますね! (基本的に、値段が高ければ高いほど性能が良くなるので…)
ピントを合わせられる部分が限られている!?
さぁ、一眼レフを購入しました! 初・My一眼レフ! やったね!!
と言う事で、早速ファインダーを覗いて写真を撮ってみよう!!
あれ…?? スマートフォンみたいに、どこでもピントを合わせられる訳ではない!?
そうなんです。ピント(AF)を合わせられる点が決まっているのです。
D5600 - 製品特長 | 一眼レフカメラ | ニコンイメージング
上の画像で、黒線の四角い部分がピントを合わせられる点(フォーカスポイント)になります。これは、Nikonの入門機D5600のフォーカスポイントですが、全部で39点しかなく、更に全て中央寄りにありますね。
と言う事は、四隅に近い部分はピントを合わす事が出来ない…! まぁ、どこかのフォーカスポイントを使ってピントを合わせてから構図を整えると良いのですが、そのひと手間がスマートフォン撮影に慣れていると面倒だったりするんですよね…笑
※補足※
高級機になるほどフォーカスポイントが増えていきます。また、フォーカスポイントを四隅まで配置出来ないのは一眼レフの欠点の1つでもあるのですが、ミラーレスだと四隅付近までフォーカスポイントを配置している機種もあります。
液晶モニターを使うとピントを合わせるのに時間がかかる!?
ファインダーを使うとピントを合わせられる部分が限られているんだ! じゃあ、液晶モニターを使って撮影すれば、どこにでもピントを合わせられるね!!
あれれ…?? 今度は、ピントが合うまでに時間がかかる!?
これは一眼レフを初めて持った人、誰もが経験する事ではないでしょうか??笑
液晶モニターを使って撮影(ライブビュー撮影)すると、確かにどこでもピントを合わせる事が出来ます。しかし、ピントを合わせる速度(AF速度)が遅くなり、ちょっとストレスを感じるかもしれません。
これにはAF方式が関係しているのですが、頭がごちゃごちゃすると思うので今回は詳しい事は省きます(笑)
さらりと説明すると、大半の一眼レフのライブビュー撮影では、コントラストAF方式を用いています。このAF方式は、ピントを合わせる精度が高い一方でAF速度が遅い特徴を持っています。
ここまで読んで勘の良い人はお気付きかもしれませんが、ファインダー撮影とライブビュー撮影を状況に応じて使い分けるのがちょっとしたコツです。電車や子どもなどの動き物はAF速度が速いファインダーで、風景などはAF精度が高いライブビューで。上手く使い分けが出来るようになれば、きっと一眼レフの撮影も楽しくなるはずですよ!!
※補足※
最新機種はライブビュー撮影においてもAF速度が速くなってきているため、ストレスを感じる事が少なくなってきました。筆者は10年ほど前の一眼レフを触った事があるので、このように感じるのかもしれません。
接写が出来ない!?
一眼レフにも慣れてきたし、今日は花を撮ってみようかな! わぁ、綺麗なサクラ!
もっと近づいて撮ってみよう!!
…ん?? 上手くピントが合わない!?
これも、一眼レフあるあるですね(笑)
入門機と一緒に買ったキットレンズなどでは、被写体に寄って接写(マクロ撮影)が出来ないのです。スマートフォンでは、あんなに近づいても撮影出来たのに…。一眼レフでは、被写体から少し距離を置かないとピントを合わせる事が出来ません。
「それでも、一眼レフでマクロ撮影がしたい!!」と言う方は、レンズを交換出来ると言う一眼レフのメリットを活かして、マクロレンズを買いましょう。マクロレンズを使う事で、また違った世界の写真が撮れるかもしれませんよ!
まとめ
以上、一眼レフを買って驚いた事でした。こう見ると、スマートフォンの方が便利と感じるかもしれません。確かに、時と場所を選べばスマートフォンの方が便利ですが、一眼レフならではのボケ味や暗所での撮影、望遠撮影など一眼レフにもメリットがたくさんあります。今回紹介した事も、慣れてしまえば気にしなくなります。この記事が、一眼レフを使い始める前に「こうゆう性質があるんだ」と気付くきっかけになれば幸いです。
今回紹介したほかに、みなさんが感じた『一眼レフを買って驚いたこと』(一眼レフは○○が不得意・○○はスマートフォンの方が便利 など)があれば、ぜひコメントに書いてほしいです! どんどん追記していきますので…!